検査メニュー

真菌検査

皮膚などの組織を少しだけ採取し、真菌がいるかどうか調べる検査です。病変部の皮膚の剥がれかけた部分や水疱をピンセットで剥がし、プレパラートに乗せて専用の溶液をかけたものを顕微鏡で見て調べます。その場で結果が分かる簡便な検査です。足白癬、爪白癬、体部白癬などの疾患で、紛らわしい別の皮膚疾患の場合も多くありますので、それらを鑑別するための非常に重要な検査です。

培養検査

病気を引き起こしている原因菌を見つけるための検査法の1つです。皮膚の一部を採取し、これを培養させます。細菌によって異なりますが、早いものならば1~3日、特殊なものでは8週間ほどで検査結果が分かります。菌の性質により、効果のあるお薬の種類が変わるため、とても重要な検査です。抗菌薬を使用する前に検査をすることで、より精度の高い結果を得ることが可能となります。

アレルギー検査(血液検査)

アレルギー検査では、主に血液検査によってアレルギー症状を引き起こす原因となる物質を特定します。最近は多項目測定が可能なView39と呼ばれる検査が行われることが多く、当院でも実施可能です。なお、血液検査の結果が陽性になったからと言ってアレルギー症状が必ず出現するとは限りません。実際にはこの検査結果を参考にしつつ、総合的に判断することになります。検査は3割負担の方で、約5,000円です。解析には6日間程度かかりますので、結果が分かり次第ご来院いただき結果をお伝えする形となります。

パッチテスト

アレルゲンのエキスをパッチテスト用絆創膏に浸み込ませ、それを皮膚に貼り付け、一定時間後に剥がして皮膚の状態を観察します。接触皮膚炎の確定診断に欠かせない検査で、多くの試料について一度に検査できるメリットがあります。薬疹における原因薬物の検査法としても有用です。
汗を多くかいてしまうと、正確な検査が出来なくなります。そのため、夏季は実施できません。また、判定は絆創膏を貼った48時間後と72時間後に行います。連日受診していただく必要がありますので、ご了承ください。

DLST検査(薬剤リンパ球刺激試験)

DLST検査(薬剤リンパ球刺激試験)は、薬剤によってアレルギー反応が起こっていたり、薬剤の代謝産物によって肝臓や肺、皮膚などの障害が起こっているのではないかと疑われたときに行われます。お薬を服用されている方に何らかの発疹が見られたときは、薬剤性の可能性もありますので、DLST検査などを通じて原因を特定していきます。
疑われる薬剤の数により費用が異なってきますので、ご希望の方は事前にご相談ください。

病理検査

病理検査は、切除した組織の確定診断のために必要な検査です。手術などの際に生体組織を採取し、標本を作製して染色し、顕微鏡を用いて調べます。これによって良性なのか悪性なのか、またどんな病名だったのかがはっきりします。様々な病気を確定診断することが出来るので、非常に重要な検査です。当院では、手術などで摘出した組織を専門の検査機関に委託し、病理検査の結果を患者様にお伝えしております。結果が出るまでに1~2週間かかりますので、ご了承ください。病理検査の結果によっては、追加の治療が必要となりますので、医師の指示を守りましょう。

とねり皮膚科・形成外科

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